書籍名称:東方コミュニティ白書 2012
製本仕様:A5版 120ページ 本文オールフルカラー
会場頒価:1,000円(委託価格1,300円)
頒布場所:コミックマーケット82 二日目 東Y-34a 『久幸繙文』
書店委託:メロンブックス様(+他書店委託予定)
表紙イラスト:しろいはくと(らびすたー(Lab*))
表紙デザイン:NT(かんたんのゆめ)
今までの東方コミュニティ白書もよろしくお願いします。
コミケ、2ちゃんねる、したらば、ふたば、pixiv、mixi、ニコニコ動画、Twitter……オンオフを問わず数多のコミュニティを巻き込みながら拡大を続ける東方同人の世界。
「結局、東方コミュニティって今どうなってるの?」
――この本には、その答えの“ヒント”があるかも知れません。
今日ますますの盛り上がりを見せる東方Projectと、その人気を支える東方同人コミュニティについて、膨大なデータをもとに検証した東方コミュニティ白書の第二弾!!
※本作に収録していないデータもあります。
1996年11月――『鳩山祭』と呼ばれる東京電機大学理工学部の学園祭の中で、ある非公認サークルからひとつのブロック崩しゲームが発表された。
それから14年。『東方Project』と名付けられた一連の作品は、今や同人を知らぬ者ですら耳に入る程の、超巨大なムーブメントとなった。
その人気を支える東方同人コミュニティについて、これまでの歴史と現状と未来を、膨大な資料と数値データで追う『東方界隈史記』!!
※主に東方をよく知らない人にも理解出来るよう、基本的な知識や歴史を中心に纏めた一冊です。
"幻想とは、幻想について考えた末にある何かである"
書き下ろしで私はそう結論づけました。では、その考えた末にある何かというのは一体何なのでしょうか。
――それこそが、この阿求日記であり、数多ある東方の原作、そして二次創作作品達ではないかと思うのです。
想像の力を頼りに描き、綴り、そして伝えられる幻想の世界。生まれてすぐに消えてしまうはずだった幽かな「想像」は、作品として実体を持ち、人々の心に宿るはず。
そんな妄想を抱く阿求萌えな筆者による、阿求好きで考察好きの方には一冊で二度美味しい作品となっております。
久幸繙文発足以来、約一年と少しが経ちまして、気がつけば作品数は五作を数え、この度めでたく総集篇を発行する運びとなりました。既刊五作の全てと、去年の末に某合同へ寄稿した分、そして新たな書き下ろしを加えた計七作を収録しております。
えー、あらかじめお断りしておきますが、本書は所謂フツーの「SS」とか「小説」の類ではありません。題に掲げた「日記」というのも相当怪しいものです。
という一月篇のまえがきから始まった阿求日記ですが、相変らず、阿求萌えな作者が阿求萌えな方々の為に創った、阿求好きで考察好きの方には一冊で二度美味しい作品となっております。