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イヴァリース観光名所徹底ガイド - 久幸繙文 電子版

公開日:2006-02-28

更新日:2012-12-14

イヴァリース観光名所徹底ガイド

  1. はじめに
  2. ようこそ中世イヴァリースへ!
  3. ルザリア領
  4. ガリオンヌ領
  5. フォボハム領
  6. ゼルテニア領
  7. ランベリー領
  8. ライオネル領
  9. 教会管領
  10. 遊びに行こう!
  11. 参考

はじめに

ようこそ中世イヴァリースへ!

中世イヴァリースとは

世界中のタイムトラベラーの皆様、スリルとミステリアスが入り交じる中世イヴァリースへようこそいらっしゃいました。

この記事では、イヴァリースの中世を、五十年戦争獅子戦争と続いた戦乱の時代としています。中でも、貧しい平民の出であったディリータ・ハイラルが、獅子戦争を通じて畏国王の地位にまで昇りつめる英雄譚は、イヴァリースに住むものなら誰もが知るところでしょう。中世はまさに、この「史上最大のサクセスストーリー」が生まれた時代でもあるのです。

国土

当時イヴァリースは、国土面積が約55万km2で人口が約550万人程もある、非常に広大な国だったと考えられています。

公用語の畏国語は現在のものとほとんど変化しておらず、神聖畏国語や古代語などは既に廃れていました。首都であるルザリアには歴代の国王が在住し、国教は聖アジョラ・グレバドスを崇めるグレバドス教ミュロンド派と定められていました。

中世の畏国王の推移と主な略歴

デナムンダ二世(アトカーシャ王朝第16代国王)
欧国王ディワンヌ三世の叔父。王位継承権をめぐって次代王ヴァロワ六世と対立し宣戦布告。五十年戦争の始まりとなる。緒戦に勝利し首都ブラまで侵攻するも、病に倒れそのまま逝去。
デナムンダ四世(アトカーシャ王朝第17代国王)
勇猛果敢な猛将で、ロマンダ侵攻による挟み撃ちに対して奮戦。不可解な死には暗殺説が根強い。
オムドリア三世(アトカーシャ王朝第18代国王)
五十年戦争を終結。病弱で国王に不向きな人柄であり、王妃ルーヴェリアの政治私物化を増長することになる。黒死病にて七日七晩高熱に苦しんだ末に病死。
オリナス(アトカーシャ王朝第19代国王)
オムドリア三世の急逝によって僅か2歳で即位するも、獅子戦争勃発による混乱(結果的な敗北)から数ヶ月でロマンダへ亡命。
ディリータ(アトカーシャ王朝第20代国王?)
戦乱の時代に終止符を打ち、その後長らく平和な時代を築き上げる。形式としては直系相続だが、王朝名(家名)も継承したかどうかは不明。

獅子戦争王室関係者相関図

隣国

イヴァリースは当時オルダリーアロマンダの二国と面していました。かつてはオルダリーアとの境にゼラモニアという小国もありましたが、五十年戦争勃発の一年前にオルダリーアによって強制的に併合されています(この時の反発が五十年戦争開戦の背景となる)

なお、五十年戦争以降オルダリーアとの国交は完全に断たれていましたが、ロマンダとは一部の都市で交流があったことが確認されています(後述)

経済

国外との交易が盛んで、交易ルートは遙か東方の異国にまで及んでいました。また、現代の通貨「ギル」も、この頃には全国的に流通していたことが明らかとなっています。

また、一部の戦闘必需品では全国均一価格制が敷かれていたとする説もありますが、当時の経済水準からみても「到底不可能」と疑問視する声が圧倒的です。

しかし、長引く戦争によって国内経済は疲弊しており、特に五十年戦争終結に伴う戦時借款返済や賠償金支払いのため、国家は事実上の破綻状態に陥りました。その後も獅子戦争勃発や旱魃・水害など、非常に苦しい状況が続くことになります。

政治

イヴァリースは当時、王家が直轄ルザリアに加え、ガリオンヌゼルテニアフォボハムランベリーの5つの領があり、それぞれを国王と地方貴族が治めていました。イヴァリースがこのように統一される以前は、ここにミュロンドを加えたそれぞれが国家として覇権闘争を繰り広げていました。

封建的な貴族制度が続く時代でしたが、一方、高度な自治を確立したベルベニアを筆頭に、ある程度都市ごとの自治が認められていたことも分っています(当時最大規模の貿易都市だったドーターでは市長選挙の記録もあります)

貴族の持つ爵位には、大公爵(バリンテン)、公爵(ラーグ)、侯爵(エルムドア)、伯爵(オルランドゥ)、子爵(ラカイラ)、男爵(グリムス)の他、導爵(バコルド)や魔爵(バマジク)といった独自の爵位があったようです。導爵や魔爵の具体的な宮中序列は現在でも諸説があり、子爵・男爵が騎士系の爵位で、導爵・魔爵は魔道士系の爵位であったと考える畏国歴史学者もいます。

文明水準

意外なことですが、当時の文明水準は他国と比較しても非常に高く、大陸からの漂着物に頭を悩ませた環境管理局を筆頭に、イヴァリース教育連盟希少種・絶滅危惧種保護制度心理学医療地殻変動を研究する地球科学中規模のダムなどが存在したり、貴族専用とはいえ、士官アカデミー制度もこの頃既に整備されていました。

さらに特筆すべきなのは、サルベージ協会サルベージギルドなる組織が、各地で沈没船のサルベージ作業を行っていたという事実です。日本という国で初めてサルベージが行われたのは西暦1799年(当地の年号で寛政11年)の話で、現代でもサルベージには膨大な経済負担が伴うことから、あまり積極的に行われていません。記録によると、古代に沈没した秘宝を引き上げることが一番の目的であったようです(何故秘宝だけでなく船全体を引き上げる必要があったのかはよく分っていません)

他にも、戦争保険が存在したとか、細胞説が既に立証されていたなど、誰もが一瞬耳を疑ってしまうような逸話もありますが、史実であるかどうかは歴史学者の間でも意見が分かれています。

観光

戦時を除けば、イヴァリースにも多くの観光客が訪れていたようです。主な観光資源としてゼイレキレの滝などの自然環境の他、特色のある催し物も各地で開かれており、著名なものに世界最強武術大会(ヤードー)、秘境探索レース(ルザリア)、魔道大会ガリランド記念(ガリランド)などがありました。

ルザリア領

王家の直轄地であるルザリア領は、北イヴァリースのほぼ中央に位置し、北はドグーラ峠からグローグの丘、南はスウィージの森からアラグアイの森程度の広さであったと考えられています。

王都ルザリア

首都であり王都であるルザリアは、イヴァリースにおいて最も重要な都市の一つです。都市の中央部には王都の名にふさわしい荘厳な大宮殿ルザリア城がそびえ立ち、城内には有力貴族たちの執務室が用意されていました。

ユニークな観光ツアーを企画することで有名なルザリアツアーズの本社もここにあり、事実、同社が企画した秘境探索ツアーでは本当に古代遺跡を発見してしまうなど、大きな功績を残しています。

しかし、戦争の影響で治安は必ずしも良いものではなく、当時のマッケンロー公爵の息子が誘拐事件に捲き込まれたり、バコルド導爵の絵画や現金、さらには『財宝』までもが怪盗ゼロに盗まれてしまうといった事件も発生しました。獅子戦争の中期には10万近い難民が街へ押し寄せたという記録も残されています。

炭鉱都市ゴルランド

ゴルランドは、イヴァリースでも有数の鉱山地帯「ファルメリア高地」に属しており、ドーターとルザリアとの交易拠点になる都市です。そのため、年中吹雪が吹き荒れる極寒の地であるにも関わらず、多くの人が居住していました。

この付近の著名な鉱山にウラル鉱山、ドゥカティア鉱山、コールドマン鉱山などがあります。クスコ山での盗賊騒ぎを除けば、これといった重大犯罪が起きたという記録はなく、治安は比較的安定していたようです。ただ、鉱石の尽きた廃坑にはモンスターが棲み着き、うっかり迷い込んだ冒険者が犠牲になったそうです。獅子戦争の頃は伝説の「ホーリードラゴン」の目撃証言もありました。

貿易都市ドーター

ミュロンド、ルザリア、ライオネルの領境に位置するドーターは、古くから陸海交易の拠点として栄え、おそらくイヴァリースで最も人口の多い都市であったでしょう。そのため高度な自治権を持ち、獅子戦争時には若干滞りがあったにせよ、この当時既に市長選挙の制度が存在していました。しかし、その活況とは裏腹に治安の方は芳しくなく、特に郊外の大規模なスラム街では犯罪行為が多発していたものと考えられています。

他にも、観光課が主催する秘境探索レースや、銘酒「バッカスリキュール」を製造するバッカス酒造なども名物の一つです。バッカスリキュールは大変な甘匂をもつため、瓶詰め技術が未発達の頃は、配送途中に匂いにつられたモンスターの襲撃事件が続発しました。

ちなみに、当時のイヴァリース有数の富豪で、しかも毎年に渡る社会奉仕によって庶民からの信望も厚かったミニマム伯爵もここに居を構えていました(但しある事件をきっかけに不正行為が発覚)。第13回魔道大会ガリランド記念の準優勝者である黒魔道士アレスタもこの地の出身です。

スウィージの森

ガリランド-ドーター間に広がる古い原生林地帯で、四方を山に囲まれており、森の中に多くの小川が流れているなどが特徴です。

この頃にはルザリア-ガリランドの主用な交易路でしたが、五十年戦争前までは未開の森でした。それまではレナリア台地を通るルートが主要行路でしたが、社会情勢の悪化に伴って山賊の被害が相次いただめ、代替ルートとしてこの森が開かれたのです。そのため、当時はまだ深林の奥のことはよくわかっていませんでした。

太古に絶滅したモーグリがかつて暮らしていたともいわれ、貿易都市ザランダのとある酒場には、森の奥深くに何らかの遺跡が存在していたという記録も残されています。

アラグアイの森

ルザリア地方の南部に広がる広大な森林地帯です。スウィージの森と比較して高木が多く、野生動物の宝庫として生物学者にとってとても貴重な存在だったようです。もちろん、野生動物の中には兇暴なモンスターも含まれており、中でも人に近い知能を持つゴブリンが独自の社会を築き、テリトリーに侵入した者へ集団襲撃することもあったようです。

狩人のうちで伝説となっていた黒チョコボ「トウホウフハイ」が発見されたのもこの森です。

ゼクラス砂漠

ドーター-ファルメリア高地間に広がる沙漠です。

昼間は気温が摂氏50度にも達する一方、夜間には氷点下まで下がる非常に厳しい環境(別名死の砂漠とも)であるにも関わらず、ジュラエイビスや牛鬼、ドラゴン、さらにはこの地にしか棲息していない砂ネズミといった多様な生物が確認されています。また、砂漠の民と呼ばれる民族も存在していたようで、その遺跡も既に発見されていました。

気候の影響か、火の化身とも呼ばれる「ボム」が大量発生することもありました。

ベルベニア活火山

イヴァリース最大の活火山で、日夜噴煙と溶岩を噴き出す活溌な活動を行っていました。その灼熱の海を渡るためには、特殊な地形術の知識が必要です。

なおこの辺りには、獅子戦争後期頃に火口付近で青い瞳をした見慣れぬ衣装の青年が何人もの登山者に目撃されたという言い伝えがあります。ブレイブストーリーによれば、この青年は機工都市ゴーグの古代遺産である「転送機」によってこの世界に飛ばされてきた異邦人であったと主張しています。

グローグの丘

ルザリア地方最大の穀倉地です。ここで収穫された農作物の大半は王都ルザリアへ送られていました。

ドグーラ峠

ルザリアとゼルテニアの境界にあるランドリア山の峠です。ランドリア山は、かつて修行僧が断食などの荒修行を行った場所として有名で、現地では古代の生け贄行事としてエレメンタルを中心に円を描くように踊る不思議な儀式が伝えられているなど、宗教的な伝統が色濃く残る聖山でした。

また、見えたり消えたりするという奇妙な遺跡の目撃情報も記録に残されています。専門家の間では、これは魔道コーティングによって外壁が遮蔽されるという伝説の蜃気楼の塔ではないかという説が主流を占めています。

ガリオンヌ領

北イヴァリースの西端に位置するガリオンヌ領は、古くから度々北方の異国民からの侵略に悩まされてきました。そのため、ガリオンヌの中心都市であるイグーロスは、王都ルザリアに次ぐ巨大な城塞都市としての機能を持ち合わせていたうえ、イヴァリース最強と謳われる北天騎士団もこの地を活動の拠点としていました。中でも五十年戦争時に団長を務めたベオルブ家バルバネス・ベオルブは、鬼神の如き強さと謳われ、その雷名は隣国オルダリーアにとって大きな脅威となっていました。

ベオルブ家は獅子戦争時においても白獅子陣営の筆頭として戦争を推し進めましたが、末期に起こった有力者の連続暗殺事件に捲き込まれ、逆に300年間続いた血脈が途絶えることになってしまいました。

イグーロス城下町

ガリオンヌの領主ベストラルダ公爵家の拠点となったイヴァリース最西端の街です。騎士団として最も誉れ高き「天騎士」の称号を戴くバルバネスや、ブレイブストーリーの主人公ラムザの生家であるベオルブ邸もここにありました。

有名なものとして、イグーロス-ドーター間で通商を取り扱うラカーム貿易会社や、伝説の旅芸人マメコウ、怪盗ゼロに財宝を盗まれたバマジク魔爵などがあります。

変わったところで、既に絶滅していた筈のモンスターキマイラが町中で目撃されたり、ペットがモルボル化するいった怪事件が起こりました。付近に住む召喚士アディア・ルカの生物合成実験が原因であったと文献には記されています。

魔法都市ガリランド

畏国最大の規模を誇る王立魔法院があるガリランドは、イヴァリースで唯一「魔法都市」の名を冠した街でした。魔道士だけでなく、騎士育成を行うガリランド士官アカデミーもこの地にあるなど、現在の学園都市に近い存在であったと考えられています。

ガリランド修練場を端として開かれた士官アカデミーは、貴族の子息を立派な騎士として育て上げるための養成学校であり、ラムザ・ベオルブをはじめ、クレティアン・ドロワ、さらにはディリータ・ハイラル畏国王もこの学園の出身です(ハイラル家は元々貴族ではないため入学資格を持ちませんが、バルバネス・ベオルブを後見人とすることで特別に許されました)

一方王立魔法院の出身者には大魔道士エリディブスがまず挙げられますが、ガリランドのとある酒場のマスターもこの院の出身だったという記録もあり、平民でも才覚ある者には開かれた学院であったのではないかと考えられています。但し入学テストである魔法試験の競争率は実に300倍と言われ、狭き門であったことには違いありません。

盗賊の砦

ガリオンヌの南部の海上に建てられた小さな砦です。元々は時化などに捲き込まれた漁師達の避難所だったようですが、五十年戦争以降は跳梁跋扈した盗賊達のアジトになっていました。

逆賊「骸旅団」の壊滅以降、剣を携えた悲しげな少女の亡霊が度々目撃されるようになりました。

ジークデン砦

五十年戦争中頃に、隣国ロマンダ王国の侵攻を防ぐために建てられた砦です。ディリータ英雄譚にも登場するジークデンの悲劇によって砦の大部分は崩壊し、現在その痕跡は殆ど遺されていません。また、ジークデンの悲劇はブレイブストーリーにおいても重要な出来事の一つとして捉えられていることから、イヴァリースの歴史を左右する事件のあった重要な場所であると言えるでしょう。

事件によって無念の死を遂げた一人の青年の怨霊が、この地に不気味な風を吹かせていたと言われています。

マンダリア平原

なだらかな草原の表面に白い石灰岩が牙のように張り出している様が印象的な平野地帯です。地平線に沈む夕焼けが非常に美しく、ブレイブストーリーでは当時子供だったディリータとラムザが草笛を吹いて語り合ったという逸話があります。

しかし一方、レッドパンサーをはじめとした多くの野生肉食獣の生息地でもあり、別名『獣ヶ原』と呼ばれる程の危険地帯でもありました。

レナリア台地

高きレナリアの地に魔神降臨し、世界は冥界と入れ替わるという神話の伝わる荒野地帯です。元はガリランド-ドーター間の主要な交易路でしたが、五十年戦争頃に山賊団が出没するようになってからはスウィージの森を利用するようになり、ここを通る人間は少なくなっていたようです。

元々この近辺は血吸いコウモリが棲息する危険地帯でもあり、当時の人々は「魔境」と呼んでいました。獅子戦争頃に冒険者ランディ・アジが調査したところによると、この地に何らかの秘境が見つかったとされています。調査の記録から、発見された秘境はカオス神殿である可能性が高いと言われていますが、真偽の程は解っていません。

フォボハム領

ルザリア領の北西部に位置するフォボハム領は、ラーナー海峡から寒風が年中吹き込み、荒涼とした地が広がっていました。

また、北方の異民族や氷海の海賊達による侵略にも度々さらされてきたため、この辺りは他の地域よりも一層軍事力向上に力を注いできました。当時の領主ゲルカラニス・バリンテン大公爵は、他国から様々な傭兵部隊を招集することで、文官でありながら五十年戦争の折りには北天・南天騎士団に匹敵するほどの功績を挙げ、「武器王」の威名を轟かせてました。一方、力こそ正義という政策の下、過酷な兵役に反発する訓練兵も多かったようです。

リオファネス城

リオファネスはフォボハム領の中核都市であり、同時にバリンテン大公爵家の拠点でもありました。元々氷海を荒らし回った海賊に対抗するため建設された城であるため、城壁は並の倍の厚さを誇る文字通りの「要塞」であり、ロマンダ様式で建築された尖塔が特徴的です。

獅子戦争中期、「正体不明の怪物」による大量虐殺事件が起こりました。事件による死者は500人以上にものぼり、一度見たら一生忘れないような凄惨な屍体ばかりだったと言われています。生存者の中に事件を直接目撃した者は一人もおらず、今日でも事件の真相は謎のままです。

一方、城下町からそれほど離れていないところにカッパー公爵の屋敷があり、当家のミッキー・カッパー公爵(爵位推定)は、ガリランドの王立魔法院の魔法試験に史上二人目となる満点合格の快挙を成し遂げました。

なお、この辺りの海の潮流は常に激しく、特にリオファネス湾の沖合15セクタに位置するグレディア島の近辺は遠浅ということもあって、古くから度々交易船が座礁し、多くの財宝が海に眠っていると言われてきました。

城塞都市ヤードー

ヤードーは14世紀もの歴史を持つといわれる古い街です。フォボハム地方の都市の例に漏れず、守りを厳重にするため、幾重もの城壁に囲まれた都市でした。毎年開催される「世界最強武術大会」は、職業や種族すら問わずに世界一を決める武闘会であり、獅子戦争時も例外なく開催され、その回数は既に80回を超えていました。

フォボハム平原

丈の低い草に覆われた広大な草原地帯です。ラーナー海峡からの風を利用するために、製粉用の風車が多数造られています。

ユーゴォの森

樹齢200年を越すユーグォの大木が乱立する原生林地帯です。五十年戦争ではロマンダとの激戦が繰り広げられた場所であり、獅子戦争当時でもいたるところに戦禍の爪痕が遺されていました。

ゼルテニア領

北イヴァリースの東部に位置し、隣国オルダリーアと接するゼルテニア領は、五十年戦争では最前線として非常に重要な役割を果たしました。戦争の引き金となったデナムンダ2世を祖に持つゴルターナ公爵家は、ラーグ公爵家率いる北天騎士団と双璧をなす南天騎士団を従え、八面六臂の活躍をしたと言われています。

ゼルテニア城

ゴルターナ公爵家の本拠地であり「白都」の異名を持つゼルテニア城下町は、五十年戦争を経てさらに強固なものとなりました。

ラカイラ子爵、バサンダ男爵などの存在が確認されている他、「永久回廊の術」を駆使する怪人黒マントや怪人ネロの暗躍の他、幻の少年行方不明事件や、ゼルテニア農民一揆の鎮圧に当たっていた黒羊騎士団率いるグリムス男爵の謎の戦死など、奇妙な事件が相次いで起こった謎の街でもあります。

貿易都市ザーギドス

ザーギドスは「貿易都市」の名を冠してはいますが、五十年戦争によって国交が断絶したこともあり、獅子戦争時にはかなり衰退していました。そのため貧しい人間が多く、殺人や売春などが相次ぐほど治安も悪かったようです。中でも連続窃盗犯として逮捕された疾風のカーズは、驚くべきことに765件ものひったくりを繰り返していたと記録されています。

なおこの街の近辺には、神が眠るという伝説のあるゴッドキャニオンの他、悪魔の渓谷と呼ばれるデスキャニオン、さらには天まで届くと言われるヒムカの絶壁など、神秘的な地形が多くあります。

フィナス河

ベルベニア-ゼルテニア間に流れる非常に大きな河川です。標高六千ドーマに達するゼアラ山脈を源流とするこの河は、雪解け水によって夏でも氷点下に近い程の水温を保ち続けています。野生のチョコボやモルボルが大量に棲息しており、時折集団で襲いかかって冒険者たちを苦しめたと言われています。

ゲルミナス山岳

ザーギドスより南方に広がる、大陸の中でも最も古い時期に形成された嶮岨な山岳地帯です。獅子戦争初期には「爆裂団」と呼ばれる盗賊の襲撃が相次ぎました。

獅子戦争時、ゲルミナス山岳の近くに広がる(と思われる)ゲルミナスの森で幻の食人植物であるラフレシヴァが発見され、発見者の証言によるとその直径はなんと5セクタにも達していたようです。

ちなみに、当時イヴァリースで流行していたと考えられているゲルミナスブーツは、この山岳をも悠々と越えられるところから来ているのではないかという説もあります。

ネルベスカ神殿

ゼルテニア城下町より北へ80000ドーマに位置する「ネルベスカ島」にある古代神殿群の一つです。島の中央の切り立った崖の合間に建てられており、五十年戦争時にはゲリラの拠点として用いられました。

島には緑が多く鳥たちの楽園として有名で、また神殿には貴重な財宝が眠ると噂されていましたが、地元の漁夫たちには「呪われた島」として恐れられていたようです。「怒れる鉄の守護者」が、神殿に近づく者を皆殺しにしていたと記録には記されています。

ランベリー領

ルザリア領の西部に位置するランベリー領は、五十年戦争時において特に大きな被害を受けた場所でもありました。

ランベリー城

ディアラ湖の畔に立てられたランベリー城は、ランベリー領の領主であるメスドラーマ伯爵家の拠点でした。その美しさは「白亜城」という異名からもうかがい知ることが出来ますが、五十年戦争の戦災とメスドラーマ家の断絶によって、獅子戦争末期には無人の城となっていたようです。

一方城下町では西イヴァリースに共通する特徴なのか、全長4セクタはあろうかと思われる人形を開発していたDr.ゲルや、迷宮を研究して50年のヨシュア博士など、一癖も二癖もある連中が大勢住んでいたようです。もちろん、自宅の地下を掘っていたらいきなり古代遺跡へのダンジョンに繋がるわ、777フィーバーの嵐をたたき出す(が交換率は低い)カジノ船ブラックジャック号が寄港するわ、無人の城の中で亡霊騒ぎはあるわ例によって怪盗ゼロはでるわで、なにかと話題の尽きぬ街であったようです。

ベスラ要塞

三方を切り立った崖に囲まれた天然の要塞で、五十年戦争時にはゼルテニアに侵攻したオルダリーア軍と戦うための最前線基地として利用されました。高く取り囲む城壁の長さは7千ドーマにも及び、難攻不落の誉れ高かったと記録には記されています。

なおベスラには崖を利用したダムを設置しており、獅子戦争最大最後の規模と言われた「ベスラの決戦」直前に、何物かが水門を解放して衝突を中止させたという逸話があります。ブレイブストーリーによれば、それはラムザ・ベオルブが両軍の衝突を回避するために仕組んだものだとされています。

ポエスカス湖

ポエスカス湖は、ランベリー城の北部に位置する巨大な塩湖です。古い時代に地殻変動(伝説の大崩壊によるものだと主張する畏国考古学者もいます)によって海から切り離された湖が、長い年月をかけて干上がることで形成されたといわれています。とはいっても、この時点ではまだ若干水のある場所が残っていたようで、古代水龍ポッシーが棲息していたという伝説もあります。

白く析出した塩分が体積した大地がひたすら広がる様は、この地を訪れる人間にとても不気味な印象を与えていたようで、怨霊なども度々目撃されました。

ドルボダル湿原

ランベリー城の西に広がる肥沃な湿地帯です。ツィゴリス湿原と違ってこちらは沼に毒性分がなく、ドルボダル川から運ばれる肥土によって多くの生物が暮らしていました。

ベッド沙漠

ランベリー領の西部で、ベスラ要塞の北に広がる荒々しい沙漠地帯です。元々古代の王宮があった場所らしく、多くの遺跡と共に砂の中に埋もれています。

またこの沙漠には「魔物が巣くう」という伝説があり、毎月末の闇黒の空の日になると「サンドウォーム」と呼ばれる沙漠の主が巨大な竜巻とともに現われ、ベッド砂漠を外界から遮断したといわれています。

ライオネル領

南イヴァリース全土を統治するライオネル領は、元々神聖ユードラ帝国の領土でした。そのため、この辺りには聖アジョラの時代にまつわる建造物が、ライオネル城を筆頭に数多く遺されています。

往時の帝国は「ファラ教」を国教と定めており、聖アジョラの唱えるグレバドス教は異教――というより邪教でありました。そのため、帝国はアジョラを逆賊として挙兵、ゴルゴラルダの丘にて処刑しています。

ライオネル城

かつて神聖ユードラ帝国の本拠地であったライオネル城は、当時グレバドス教会内でも有数の実力者であったアルフォンス・ドラクロア枢機卿の本拠地として利用されていました。ところが獅子戦争勃発直前、「正体不明の怪物」によって城内は壊滅的な被害が出たと記録されています。同様の事件はリオファネス城でも記録されており、ブレイブストーリーではこれをイヴァリース支配を目論む伝説の怪物ルガヴィの仕業であるとしています。

ドラクロアの死後、ブレモンダ・フリートベルク司教が後継となりますが、こちらも獅子戦争末期に何者かの手によって暗殺されています。

城塞都市ザランダ

小高い山の上に築かれた空中都市です。陸路上ライオネル領の玄関口としても機能しており、軍事的にも重要な都市した。そのためか、獅子戦争時にはヤードーに真似て「ザランダ武術大会」を開催しており、実績のある数多くの武術家たちが招待されました。

またこの都市はどういうわけか大陸との繋がりがあり、街のなかにはザランダ特使館と呼ばれる施設がありました。館内では高価な寄贈品が数多く展示されており、ゴーグと同じく大陸との繋がりは非常に強いものであったと考えられています。

貿易都市ウォージリス

ライオネル随一の商港都市です。バグロス海で展開する南洋貿易の中継港として古くから発達していました。カジノ船ブラックジャック号が寄港したという記録もあります。「歌姫アンナ」も独身時代はこの地に暮らしていました。

近くには「年中雨が降り注ぐ」と言われるベクタ山があります。地熱のためか濃霧の発生も多く、そのため「白い悪魔の住む山」として懼れられた頃もありました。それを裏付けるかのような秘境発見の記録も遺されています。

機工都市ゴーグ

旧世代の技巧を今なお受け継ぐゴーグは、イヴァリースの中でも非常に特異な都市です。失われた古代文明の復興をめざす技術者のことを「機工士」或いは「機工師」と呼び、炭坑夫らと共に鉱山へ潜り「過去の遺産」を日々発掘を続けていました。

同じく機械を扱うということでロマンダとのつながりもあり、獅子戦争時にも拳銃の輸出入が行われていたようです。

バリアスの丘

ザランダ-ライオネル間に位置する小高い丘です。聖アジョラの第一使徒であるバリアスが帝国の手によって処刑されたことからその名がつけられています。

ツィゴリス湿原

ライオネル-ゴーグ間に広がる湿地地帯です。五十年戦争の際に多くの人命が失われた激戦地で、以降下半身がわずかに浸かっただけで身体が冒されるという毒沼と化しました。何故戦闘によって有毒成分が増加したのかは不明で、環境激変による有毒植物の繁衍や、ロマンダ軍の毒ガス兵器使用によるものといった説があります。

ゴルゴラルダ処刑場

聖アジョラが処刑されたことで有名なゴルゴラルダ処刑場は、当時ライオネル領の公開処刑場として利用されていました。異世界の聖人イエス・キリストとは異なり、処刑は絞首刑によるものだったようです。

バリアスの谷

ライオネル-ウォージリス間に位置する渓谷地帯です。名の由来は、聖アジョラの第一使徒であるバリアスが帝国の手から逃れるために隠居したことからとされています。

ディープダンジョン

ブレイブストーリーでその存在が記されている謎の迷宮です。元々南洋貿易を行う船舶が座礁しないよう建設された灯台であり、五十年戦争時に戦災を受けたという記録も遺されています。ブレイブストーリーによれば、その灯台の地下には異様な大迷宮が広がっていたということです。

教会管領

中世イヴァリースにおいて国王にも匹敵する程の絶対的な権力を握っていたグレバドス教ミュロンド派の管領です。この場所には王侯貴族と言えども政治に口出しすることは出来ませんでした。

聖地ミュロンド

グレバドス教ミュロンド派の本拠地です。元々ここは大きな島ないし大陸の一部であり、神聖ユードラ帝国の全盛期においてはファラ教と呼ばれる異教の本拠地でした。ところが、聖アジョラの時代に原因不明の天変地異が発生し、その多くが海中に没してしまいました。教会の伝説によれば、天変地異は聖アジョラの処刑による神の怒りであるされています。

自治都市ベルベニア

聖アジョラ生誕の地とされるベルベニアは、教会が直接統治する特別な都市でした(アジョラ生誕時はルザリア領)

アジョラ・グレバドスは生まれるとすぐに起き上がり、そのまま井戸まで歩いた上で「この井戸はもうすぐ災いがふりかかる。今のうちに封印し、人が飲まぬようにしなければならない」との予言を告げたと言われています。これは、東洋の仏陀(ガウタマ・シッダールタ)の生誕伝説と一部類似している一方、イエス・キリストやマホメット(ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ)生誕とは類似部分が見あたらず、畏国神学者も興味深い点と見ています。

付近には行った者は誰一人として還ってこないと云われる「不帰の迷宮」と呼ばれる洞窟がありました。最初の生還者によると、特殊な鉱石による強力な磁場と、まるで人工的に区切られたかのような規則正しい格子上の構造が、入った者の方向感覚を狂わせていたのが伝説の要因だったと証言しています。

オーボンヌ修道院

オーボンヌ修道院は獅子戦争のあった時代から1200年以上も前、すなわち聖アジョラの時代に建設された修道院です。その地下書庫には、古からの数多の知識が眠っていました。またブレイブストーリーによれば、そこにはアジョラ処刑の時に海底へ水没した古都「ミュロンド」へとつながる魔法陣が存在したとされています。聖アジョラの時代に建てられたということもあり、何らかの関係があったのではと考える畏国学者もいます。

遊びに行こう!

中世イヴァリースへ遊びに行くのは、スクエア・エニックス社より販売されているFinal Fantasy Tacticsをプレイするのが一番! 以前はPS版しかありませんでしたが、2007年にはPSP移植版のFinal Fantasy Tactics -獅子戦争-も登場し、ますます身近な存在となっております。

私ども中世イヴァリース観光課は、いつでもあなたの来訪を、そして願わくば、イヴァリースで素敵な想い出を作られんことを、心より祈念しております。

参考