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FFTのポーションが発がん性を有するのは道理であるという話 - 久幸繙文 電子版

公開日:2006-03-13

更新日:2012-12-14

FFTのポーションが発がん性を有するのは道理であるという話

注意:この文書はネタ話です。その手の話を忌諱されたい方は閲読をご遠慮ください。

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最近巷では、サントリー社から発売されたFFシリーズお馴染みの回復アイテム「ポーション」が流行っているらしい。らしいといふか、流行りの類にとことん疎い私でさえ発売日に買って飲んだのだから、これは相当なもんである。ポーション の検索結果のうち 日本語のページ約2,250,000 件中 1 - 100 件目 (0.14 秒) なんて結果も、さもありなんと言えよう。

で、このポーションについて、一部から「ポーションに含まれている青色1号という着色料は、発がん性が疑はれており、飲むのは危険ではないか?」という話が出ている。その流れからか、早くも化学物質過剰拒絶者の中には「ポーションは有害である」「発がん物質」と言った主張までではじめているらしい。だが、ここでFFT畏国研究者(自称)たる久樹の立場から、きっぱりと断わっておく必要があろう。

ポーションには発がん性があるのか? ――あって当たり前である。

色々勘違いされさうなので大急ぎで補足しておくが、そもそもこの「ポーション」と言うアイテムの性質を、もう一度よく考えて欲しい。ポーションとは、即ち液中の不思議な薬効によって、切創、裂創、刺創、銃創、咬創、挫創に挫傷に熱傷に褥瘡に擦過傷、果てはだの疾病だの老衰だのよく分らない精神ダメージだのと言ったものまでたちどころにまとめて治癒してしまうという、現代医学を根本から否定する文字通りの万能薬なのである。

加えて、毒に対して投与した場合、体力は回復するが毒自体は消滅しない、という不可思議な性質まで併せ持つ。普通、一般的に薬といえば、「毒が消える→体力が戻る」という解毒先手の流れをとるのだが、ポーションの場合は「体力が戻る→戻った体力で毒を自己浄化する」といふ奇抜極まりない効能を発揮するのである。これにはコッホも野口 英世もびっくりであろう。

この性質から考えるに、どうやらポーションなるものは、不思議な霊力によって失われた身体能力(あるいは精気)そのものを回復し、細胞分裂等の代謝を活性化、それによって諸々の傷病を治癒するものであると推測される。その証拠に、FFT-Aのポーションには聖属性が附与されているし、死人や、自然治癒では回復不能(戦闘不能)なまでにダメージを受けた者や、石化した者には効果がない。また、元々精気の存在しない(それどころか邪気によって活動する)アンデッドにとっては、精気の附与は邪気による活動を著しく阻碍するものであるから、ダメージになると考えることも出来る。

さて、ここまで言えば筆者の言いたいことが何となく分っていただけるだろうか。生物の細胞内にあるDNAは、その性質上、細胞の複製(コピー)によって少しずつ染色体が短くなり、老化が進行するようになっている。また、コピー時に異常が発生すれば、異常なDNAを持った細胞――即ち悪性腫瘍(がん細胞)が生ずることになる。そのため、がん細胞が生ずる頻度は細胞分裂の活性度にだいたい比例する。例えば飲酒過剰な人間が肝臓癌になりやすいのは、肝臓を常時フル起動(活発に活動)させ、細胞分裂を常人以上におこなっているからである[1]

では、もう一度話を戻そう。つまり、仮にポーションとは代謝(細胞分裂)を活性化して傷病を治癒するものだとすれば、即ち、ポーションは細胞の異常分裂をも促進するともいえるのである。サントリーがもしその辺りの設定背景までもきちんと踏襲しているのだとしたら、サントリーの発売するポーションにも発がん性があるのは至極当然といえる。文句を言うなら、こんな劇薬を許可した厚生労働省に言うべきである。サントリーは設定に忠実に従ったまでなのだ。


だいたい、現にポーションをがぶ飲みする勇者たちにとっては、発がん性の話などどうでも良いのである。今まさに生きるか死ぬかの境地に生きるものが、何十年後の発病の危険性を危惧するがために全滅の危機に瀕するのであれば、それこそ愚か極まりない行為であろう。

そう――いつの時代のどこの国でもポーションが安く大量に売られているのは、世界平和のために自らの寿命を縮めてまで戦おうとしている人たちに対する精一杯の応援なのである。FF6のダダルマーなど、その尖鋭ではなかったか。その誇り気高き勇姿に、筆者は涙を禁じ得ない。

英雄ダダルマーの御尊顔
▲英雄ダダルマーの御尊顔

[註.01] もちろん、それだけが原因というわけではない。

附記.1

ちなみに、件の青色1号の場合は、ADI(一日摂取許容量)が0~12.5mg/kgとあり、100mg/kgの食塩と比較しても、それこそ何ピコグラムでどうにかなるような代物ではないので、そこまで過敏になる必要もないかとも思える。また発がん性についても、モルモットでそういう例が数件出ているだけで、人間に対する影響というものは断定されていない。

但しカステラ、きなこ、魚肉つけ物、鯨肉つけ物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉つけ物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む)、野菜およびわかめ類に使用してはいけません。と食品添加物シートには書いてあるので、ご飯と一緒には飲まない方が良いかも知れないし、そうでなくとも「全く無害」というわけでもないので、がぶ飲みするなんてことは、世界を救うなどののっぴきならない事情がない限りはやめておいた方が無難ではある。

蛇足

ところで、今回私は敢えて発がん性などと交ぜ書きにしたのであるが、これは、がんは医学的には「がん=癌」ではなくがん≒悪性腫瘍≒悪性新生物⊃(癌≡癌腫∨肉腫)とのことらしいからである。

あと、青色号という言葉がよく使われているが、正確には青色1号が正式名称。

参考