『東方コミュニティ白書』
A5版110ページ 本文総二色刷 一部フルカラー
会場頒価 1,000円 (委託価格1,250円 予定)
コミックマーケット78 二日目 東テ-37b 『久幸繙文』
とらのあな、メロンブックス、COMIC ZINに委託予定。
2010年現在、男性向け同人の中で最も勢いのあるジャンルのひとつである『東方Project』は、弾幕系シューティングゲーム(STG)を基調として様々な要素を内包し、『東方』という一つの世界観を創りあげている。
そのなかでも音楽は、東方を構成する要素として最も重要なウエイトを占めていると考えられる。
そこで今回は『データで見る東方Project』の第三弾として、公開されている各種データを基に、統計的な観点から、東方コミュニティの中でアレンジを含めた東方音楽が今どの様な状況となっているのかを調査、集計した。
久幸繙文発足以来、約一年と少しが経ちまして、気がつけば作品数は五作を数え、この度めでたく総集篇を発行する運びとなりました。既刊五作の全てと、去年の末に某合同へ寄稿した分、そして新たな書き下ろしを加えた計七作を収録しております。
えー、あらかじめお断りしておきますが、本書は所謂フツーの「SS」とか「小説」の類ではありません。題に掲げた「日記」というのも相当怪しいものです。
という一月篇のまえがきから始まった阿求日記ですが、相変らず、阿求萌えな作者が阿求萌えな方々の為に創った、阿求好きで考察好きの方には一冊で二度美味しい作品となっております。
さらに今回は、木俣氏による謎の解説文(というより解釈文?)と、櫟原さんによる素敵な挿絵イラストも新たに収録されていますので、こちらも併せて是非お楽しみ頂ければ幸いです。
命蓮寺に招かれて講談を行う稗田阿求の話。作中作として、平家物語の鵺退治を題材にした「東三条殿の怪」を収録。
以下の三部作の短編を収録
主な登場人物は稗田阿礼、阿一、桃太郎、一言主で、八世紀初頭から十世紀頃の日本が舞台。